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音の話あれこれ

1.音の強さ

  音圧レベル 音圧 対大気圧
(千へクトパスカル)
人の最小可聴限界 0dB 20µPa 100億分の 2
我慢の限界 100dB 2Pa 10万分の2

2.音圧レベルと騒音レベル

  • 音圧レベル:マイクロホンで捉えた空気の圧力
  • 騒音レベル:音圧レベルに聴感補正を加えたもの (ホンという単位は廃止)

3.振動加速度レベルと振動レベル

  • 振動加速度レベル:振動ピックアップで捉えた加速度レベル
  • 振動レベル:振動加速度レベルに振動感覚補正を加えたもの

4.遮音と吸音

  • 遮音材:音源と受音点の間に有って,音のエネ/レギーの透過を妨げるもの
    質量則一一一重いもの
  • 吸音材:音のエネルギーを吸収するもの
    多孔質、共鳴、板振動、カーテン、人間

5.空気伝搬と個体伝搬

  • 空気伝搬:距離の二乗に比例して減衰する
    逆二乗則-倍距離毎に-6dB
    SPL=PWL-20Log (r)-8
    回折をする
  • 固体伝搬:あまり減衰をしない。
    音源 (発生源)の特定がしにくい。

6.音の遊び

  • 鳴き竜 (El光東照宮,本地堂)
  • ささやきの回廊 (ロンドン、セントポール寺院)
  • 回音壁 (北京、天壇公園)
  • 昔の焦点 (パリ、ルーブル美術館、楕円)
  • うぐいす張り (京都、二条城、知恩院)
  • 水琴窟
  • つんぼ桟敷

7.騒音計と耳

  騒音計 人の耳
可聴限界 10dB 0dB
判定 大きさのみ 大きさと方向 
判別 暗騒音レベル以上 暗騒音レベル-10dB

8.近隣騒音

仲がいいと苦情が少ない。また、対応もきちんとする。

9.音源探査

振動ピックアップによる到達時間の検証。
  • 空気:340m/s
  • 水中:1500m/s
  • 金属:6000m/s

10.残響時間

音源が停止してから、60dB減衰するまでの時間。
  • 適度な響きは、心地よい。
  • 無響室は不自然、不安感を与える。

11.騒音対策

高い音は比較的容易、低い音は難しい。
手段と経済性、容易さ
  • 吸音:5〜10dB
  • 防音壁 :15dB
  • 防音室:30dB

12.多層構造の有利さ

透過損失の増加は。
  • 厚みを倍にすると、6dB  RC200t:50dB
  • 層を増やすと、足し算                         〃

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