床衝撃音レベル(重量)の測定
床衝撃音レベル(重量)の測定
マンション等建造物で上階から子供が走ったり、重いものを落としたり重く
低い衝撃音の音の伝わりにくさを測定します。
床衝撃音レベル差の試験方法
測定方法は上の階の床に重い衝撃音を疑似的に発生させる重量衝撃装置(バングマシン)を設置して疑似的な衝撃音を発生させ下の階の室内の音圧レベルを測定します。4か所以上測定点をはかり、周波数ごと、打撃点ごとに受音室側の平均値を算出し、さらに室内の音圧レベル平均値を算出します。
この測定結果は特級、1級、2級、3級に分かれておりますが、1級以上が日本
建築学会が推奨する好ましい性能になります。
測定装置
測定イメージ
床衝撃音レベルに関する適用等級
建築物 |
室用途 |
部位 |
適用等級 |
特級 |
1級 |
2級 |
3級 |
集合住宅 |
居室 |
隣戸堺床 |
L-45 |
L-50 |
L-55 |
L-60,65 |
ホテル |
客室 |
客室間床 |
L-45 |
L-50 |
L-55 |
L-60 |
学校 |
普通教室 |
教室間堺床 |
L-50 |
L-55 |
L-60 |
L-65 |
適用等級の意味
適用等級 |
遮音性能の水準 |
性能水準の説明 |
特級 |
遮音性能上とくに優れている |
特別に高い性能が要求された場合の性能水準 |
1級 |
遮音性能上優れている |
建築学会が推奨する好ましい性能水準 |
2級 |
遮音性能上普通である |
一般的な性能水準 |
3級 |
遮音性能上やや劣る |
やむえない場合に許される性能水準
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